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2016年冬季合宿 道場生感想文1

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大三島道場 髙智 涼佑 5級 (小学三年生男子)

 今回で僕は2回目の合宿参加になりました。

 初日の稽古は、基本・移動・蹴り技・型・投げ技を稽古しました。最初は寒くて体が冷えていたのに、だんだんと体が暖かくなりました。

 稽古が終わって部屋に帰り、夕ご飯を食べました。
 突然、秋山先生が合宿レポートを書く為に僕に質問してきたので頭の中がぐちゃぐちゃになりました。
 でも、高橋師範にいつも感想文を書きなさい!といわれているので、何とかなりました。

 二日目の朝は、5時に起きて稽古に行きました。
 まだ外は真っ暗でした。朝の稽古では、昨日した腹筋が効いてて筋肉痛で稽古しました。

9時30分からの稽古では、一番楽しみにしていた『ヌンチャク』をしました。
 ヌンチャクは空手の武器だと言う事がわかりました。雷神と言う型を稽古しました。最初はあまり上手じゃなかったけど、どんどんやっているうちに少し出来る様になりました。
これからは、稽古をもっとやって上手になりたいです。

 合宿でお世話になったみなさん、ありがとうございました。
 
 いつもつれてきてくれる高橋師範、ありがとうございました。
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伊藤 正昭 四段 昇段レポート

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 感謝の言葉

 二回目の四段へのチャレンジ。
 去年の12月中旬、昇段審査会の後、本部より書類が届きました。「保留」の二文字に色々な思いが湧き上がってきました。
 自分なりに頑張ったんだけどな。
 最高範士が言われていた気迫が足りなかったのかな。16人いた受審者の中で何で自分だけが・・・。膝の故障もあってみずを抜きながら稽古したのにな。他にもネガティヴでしかない考えが・・・。

 そして、審査明けの初めの稽古で、千葉隆司師範代(東温道場師範代・市坪道場責任者)より言葉を貰いました。
 『これで三段になったと思いましょう。チャレンジした事は認めます。失礼だけど礼儀からやり直しましょう。もちろん、来年も一般で受審されますよね?』
 この言葉に、心の中で何かがリセットされました。
 そして目の前に新しいスタートラインがひかれました。
 あの日より私は、継続は力なりを胸に稽古してきました。どんな小さな事にも感謝し、どんな状況でも全力を尽くす。正直、出来ない日もありました。でも又そこからやり直す、今回は後悔しない、必ず合格してみせる。そんな一年間でした。
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 一年とは、とても早いものであっと言う間に今年の受審日、平成27年12月6日がやって来ました。
 頭の中には、完遂と気迫、この二つしかありませんでした。
 最後の連続組手の時には師範、師範代、先生方、受審者の皆さん,現場にいた皆様の声は聞こえていました。
 皆様のかけてくれた言葉は、一つ一つ、私の心に届いていました。ありがとうございました。力を頂きました。感謝しております。
 そして、今回の受審を許可して頂いた最高範士に御礼申し上げます。
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 この度は、四段合格を許可されましたが、自分はまだまだだと思っております。

 昇段審査会が終了した後、何とか終わって浮かれている自分の傍らで、鏡に向かい型のチェックや組手のイメージを稽古されている本部の師範、黒帯の姿を見ました。気持ちが引き締まる思いでした。
 
 以前、高見成昭総師より『帯が取れてもおごらず、早くその段位にふさわしい人間になりなさい。黒帯とはそういうものだよ。」とご指導頂きました。 昨年の保留、その期間の稽古、今回の四段允許を経験し、総師が私に言われた真意(心構え)に気付くことが出来ました。
 これを肝に命じ、これからも空手修行してまいります。

 最後に、千葉師範代、松浦先生、東温道場の皆様、ありがとうございました。
 東温道場は、これまでにも増して道場生の皆様と共に空手修行に励んでまいりたく思います。
 宜しくお願い申し上げます 押忍

 高見空手東温道場 伊藤正昭 九拝
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岡田 彩果 弐段 昇段レポート

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 この度は昇段審査受審の機会を与えて頂きありがとうございました。
 空手を始め十三年、初段になり四年経ちました。
 黒帯を締めた四年間は高校から短大生、社会人といったように変化のある中、充実した日々を過ごすことができました。
 短大は保育士を目指すため松山市にいました。このため週末には、父に宇和島から松山の送り迎えをお願いし週に一度、宇和島市の住吉道場に通うことができました。
 父のお陰で空手から離れることなく続けることができているので、本当に父には感謝しています。

 二年経ち無事、保育士の資格を取得し、乳児院に就職することができましたが、夜勤もあり不規則な生活の中、空手を続けられるのか不安でした。
 そんな中、道場へ行くと中里師範が「よく来たね。」と温かく言ってくれることが嬉しく、仕事が終わると道場へ行くようになっていました。
 社会人になってからの二年間は、中里師範と共に様々なトレーニングをした貴重な時間を過ごさせて頂きました。
 最初は全くついていくことができず辛い思いばかりしていました。
 それでも回数を重ねて行くにつれ、こなすことが出来始めると、また新たな課題を突き放され涙することもありました。
 気付けば、このような厳しくも理路整然とした稽古の繰り返しにより身心を鍛え、継続して稽古することで、辛いときこそ気迫を出す大切さを学びました。
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 中里師範は「人に言うことは、自分にも言う」といた指導者であり、ともに稽古をして頂いているので「いい突きだ!蹴りだ!」と言ってもらいたい、くらいついて行ってやろうと思えるような飽きることない稽古をしてくださいます。
 そのお陰で今回の昇段審査では、最後まで心が折れることなくやり終えることができました。
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 総師のおられる宇和島道場でお手伝いをさせて頂くようになり、そこで幼年から壮年部の道場生が年齢問わず、先生にたいし礼儀正しく挨拶をされる姿を見て、気付くのが遅いですが挨拶の大切さを知りました。
 
 指導させて頂く機会も多くなりました、伝えることの難しさも感じるようになりました。
 まずは師範の言葉を借り、伝えるようにしています。そして、少しずつ自分なりの言葉を加えることで、少しでも伝わってくれるようになったらと思います。
 
 これは保育士になってからも役に立ち、子どもの保育に悩んだ時に、まず先輩職員の姿(子供に向き合う心構え)を見て学び、そこから自分なりの保育ができるようになってきました。

 空手を続けていく中で様々な事に気付くことができ、尊敬する方にも出会え本当に良かったです。

 最後になりましたが、このような機会を与えてくださった高見成昭総師、高見彰最高範士、厳しさの中にも優しさのある指導をしてくださった中里真也師範、共に稽古をしている道場生、そしていつも応援してくれる家族へ、ありがとうございました。
 
 これからも仕事と空手を両立し練習に励んでいきたいと思います。押忍
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中里 美悠 初段 昇段レポート

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 はじめに今回、昇段審査の機会を与えていただいた高見総師、高見最高範士、中里師範どうもありがとうございました。

 昨年、師であり父である中里師範から「来年は黒帯目指して頑張ってみようか。」と言ってもらったのですが、うれしさよりも不安のほうが大きかったです。
 それは、今まで黒帯に挑戦してきた先輩方が、すごく厳しい稽古をしているのを見てきたからです。チャンスはもらいましたがその後、待っていたのは「試練」でした。

 小学生の頃から選手クラスの稽古にもずっと参加していて体力には自信があったのですが、昇段稽古はまったくの別世界でした。
 前に兄から「お前は、自分が頑張っているつもり、やってるつもりなんだよ!」「そんな事だから、師範に組手の相手もしてもらえないんだよ!師範や先輩がかけてくれる言葉に気付けよ。」って、突き放されたことがありました。図星でした。
 一時期、私は「だって」「でも」という言葉が口癖になっていた時がありました。結局は言い訳です。師範や兄には、私の言い訳が全部見すかされていました。

 師範に「本物の稽古には、ウソやごまかしは通用しないよ!」と言われた事で、私の中で少しずつ意識が変わりはじめました。
 
 それまでは週2回の住吉道場だけの稽古でしたが、宇和、大洲、総師のいる宇和島道場の稽古に出させてもらうようお願いしました。
 師範からの条件ただ一つ「学校の宿題をちゃんと終わらせてからだったらいいぞ」でしたが、このあと待っていたのは、宿題がなかなか終わらないという試練でした。
 大洲道場は私の家(宇和島市)から遠く時間がかかるため、大洲では一部の少年部稽古のときは、体育館のロビーで宿題です。
 総師のいる宇和島道場の稽古も宿題が終わらないときは連れて行ってもらえませんでした。
 それからは、勉強も宿題も学校の休み時間やお昼休みに少しでも終わらせておこうと思って取りくむようになりました。
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 審査当日は、緊張して移動稽古の時も号令の前に動いてしまったり、組手も試合みたいになってしまったり反省ばかり残りました。
 周りの師範や先生方、たくさんの人に温かい声をかけてもらって最後まで頑張ることができました。

 組手審査の最後の相手が『父』でよかったです。
 怖かったけど、苦しかったけど、痛かったけど、言い訳ばかりしていた自分の弱い心には負けませんでした。
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 審査が終わり数日後、昇段審査合格の通知を最高範士にいただきました。父の携帯電話をかりて、その日に初めて最高範士に電話して、お礼を言いました。最高範士に「美悠ちゃん、おめでとう。」と言ってもらいすごくうれしかったです。
 父は「今年は(イヤミな感じで)、頑張ったな」と相変わらずの毒舌でした。

 私のこれからの目標は、同じ道場で稽古している岡田彩果先輩です。現役の女子部のチャンピオンで、今回の昇段審査で弐段にもなった尊敬する先輩です。
 彩果先輩の頑張りは毒舌の師範も認めています。これまで師範や彩果先輩の稽古にはレベルが高すぎてついていけないと思い込んでいたけれど、これからは、追いかけて行きたいと思います。
 
 いつもいっしょに稽古してもらってる住吉、宇和、大洲、宇和島道場の先生、先輩、道場生の皆さんありがとうございます。
 高見成昭総師、事務長さん、いつも優しい言葉をかけてもらってありがとうございました。

 高見彰最高範士へ
 私は、これからは『空手一本』で頑張って行こうと思っています。武器術も大好きです、たくさん指導してください。
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 最後にお父さんへ
 私がここまで空手を続けてこれたのもお父さんのおかげです。
 これから私がどれだけ頑張れるか分からないけれど、今自分に出来る事で少しでもお父さんの手伝いができればいいなと思っています。
 私たち家族や道場生、みんなのために、いつも自分の事は後回しにして、ほとんど休みなくお仕事も空手指導もしていて、お父さんの体調が心配な時があります。
 お父さんは周りの人たちに「頑張りすぎるなよ」「無理するなよ」と言っているけど、一番無理しているのはお父さんだと思います。
 だから、これからは美悠も自分のできる限りのことはするので、お父さんといっしょに頑張り、無理をしすぎず、空手を続けていけたらうれしいです。

東 明彦 弐段 昇段レポート

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 『感 謝』
 今回、昇段審査受審に向け稽古する中で、高見成昭総師、高見彰最高範士が常々仰られているこの言葉をあらためて感じずにはいられませんでした。

 ご指導下さった岡本師範、石河先生、審査内容に合わせた稽古に付き合って頂いた道場生、私の自主稽古のために場所を提供して下さり共に稽古をした同級生、応援頂きました少年部保護者・道場関係者の方々、稽古優先に協力してくれた家族に心より感謝しております。
 ありがとうございました。

 稽古では「皆さんのお陰で大好きな空手が出来るんだ」「皆さんのお陰で昇段審査に挑戦出来るんだ」と、この「感謝」の気持ちを胸に、また皆さんのお気持ち、ご協力に応えるためにも出来る限りのことはやろうと決め取り組みました。
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 審査では気合と緊張が交わって息が上がり動きもぎこちなくなり、声が出ていない場面もあったなど反省点が多く、満足のいく内容ではありませんでした。
 しかし、先生方の応援・喝もあって何とか終えることができ、終了直後は「結果はどうあれ、これが今の自分の実力。やりきった。」そう思える挑戦となっていました。
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 ずっと憧れていた「強くて、かっこいい空手」に出合い22年、これからも憧れ続けること間違いありませんが、「強さ」だけを追い求めることなく「気迫」「思いやり」「感謝」も意識し、岡本正司師範の座右の銘「継続は力なり!」「継続が力になる!」をもっとうに稽古に励んでいきます。

 高見成昭総師、高見彰最高範士、岡本正司師範、各道場の師範、師範代、先生、道場生の皆様に心からお礼申し上げます。
 ありがとうございました。
 押忍。

 鬼北道場 東明彦
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