高見空手は女子部も充実し、多くの女性たちが道場で汗を流しています。
護身術の修得、美容や健康、運動不足の解消、エクササイズ、ダイエットなど、様々な理由で入門されますが、みなさまエアロビクスやスポーツジムにはない武道特有のスタイルや伝統的な精神性に魅力を感じて稽古に励んでおります。
最近では『空手女子』という言葉も流行り、型を演じる女性たちから伝わる「自分の生き方に対して厳しいさま」「清らかで美しいさま」という、凜とした空手女子の姿に憧れて、女子力アップのために入門される方もいらっしゃいます。
空手を習いたいけど何となく武道という未知の世界に不安を感じている方、敷居を高く感じている方も、見学や無料体験もございますので、遠慮なくお気軽に道場に来て、稽古を見たり、実際に体験してください。
高見空手一同、みなさまのお越しをお待ち申し上げます。
近年、欧米を筆頭に女性の社会進出は目覚ましいものがあります。この世界的な風潮によって、遅ればせながら日本でもアベノミクス3本目の矢の一つが「女性が輝く日本」になるなど、少しずつですが女性が社会で活躍できる時代になってきました。これは武道の世界においても同じです。
1985年、夫の勧めで私が高見空手の前身である極真会館に入門した当時、空手を習う女性は少なく、男性が中心でした。このような中、スポーツが得意でない私は「稽古を休まない、辞めずに続ける!!」を目標に続けてきましたが、その間、少年部や女子部の入門者が徐々に増えて、今では一般部に負けないほど充実しています。
また、世界的な女性進出の時代背景により、1997年4月に第1回世界ウェイト制空手道選手権大会・女子の部が開催され、翌1998年11月には女子だけの第2回世界女子空手道選手権大会が開催されるまでになりました。これは私の入門当時には想像できなかったことですが、いま思えば女性の活躍は自然な流れだったと思います。
そして、これからは女性も日本武道という伝統文化を担い、この素晴らしい精神性を子どもたちに教え、後世に伝えていかなければなりません。女性にしかできない役割があるのです。
『 凜として空手女子! 』
皆さまも私たちと一緒に空手を稽古しませんか/
森松道場 師範 平松廣子 押忍