今年も恒例の「夏季合宿」が7月12日(土)~13日(日)に国立大洲青少年交流の家で行われました。 1泊2日の短い時間でしたが、高見空手108名の参加者と厳しくも楽しい時間を過ごせました。
初日午後から行われた「第1部稽古」では、高見彰最高範士の号令のもと基本稽古から始まりました。
基本稽古を通じ「身体動作」「力を入れる場所、抜く場所」等、細やかなアドバイスを頂き、基本稽古の大切さをあらためて痛感いたしました。
続く移動稽古では、従来の移動稽古を更に進化させた「新しい移動稽古」の反復を行いました。皆さん、回る時の動作に戸惑いながらも終わる頃には、全員がスムーズに出来るようになっていました。
最高範士が言われる「右も左も均等に稽古し、使えるようにしなければならない」と言う意味が一般はもちろん、少年部にも伝わったと思います。
また、大会も近いと言うことで、突き技や二種類の蹴り方など大会に参加される道場生も参考になる稽古を行って頂きました。
最後は、鉄騎弐段を行い、初日の稽古は無事終了しました。
夕食はバイキングで食べ放題ということで皆さん楽しそうでした。この後はバスタイム、最高範士から運営の打ち合わせなど緊急招集もなく、無事、寝ることが出来ました。
翌日は、早朝5時30分から昨日の反復稽古で基本、移動と行い、続いて鉄騎初段を色帯別に班分けしご指導頂きました。
参加された道場生にとりまして、普段ご指導頂いている師範とは、違う師範にご指導頂き良い刺激になられたと思います。
朝食の後は、各部屋の掃除を行い、私は内弟子なのでバタバタしながら最後の稽古の準備におわれました。
合宿最後の「第3部稽古」では鉄騎参段をご指導頂きました。型の号令も動きも、伝統形をベースに高見空手でしか学べない理論と動作になっていることが良くわかった合宿でした。
とにかく内弟子の私は、早く順番だけでも覚えなくてはと日々努力です。
合宿稽古最後に最高範士から「合宿で学んだ事、得た事」を各自持ち帰り、稽古してくださいとご指導頂きました。
昼食のあと、稽古でお世話になった武道場で解散式を行いました。
高見彰最高範士より皆さんに労いのお言葉と、その後、一人一人に記念品を渡して頂きました。
108人、一人一人に声を掛けられるので時間が掛かりますが、お陰でお手伝いしながら色々考える時間にもなりました。責任者に人数分渡せば合理的ですが「合理的にしてはいけないこと」「時間をかけてでもしなければいけないこと」を教えてもらった気がします。
最後は、岡鼻首席師範より「家に帰るまでが合宿だから、みんな事故、ケガのないよう気を付けて下さい」と締めのお言葉を頂き、厳しくも楽しい夏季合宿が終了いたしました。
お世話になりました皆さんに心より感謝申し上げます。押忍
空手道 高見空手 内弟子 岡田 碧衣
おまけ:中里師範(内弟子卒業者)の厳しい審査をパスしたレポートを読んで頂きありがとうございました。 Osu! (^.^)