愛媛県/松山市の空手道場|一般・女子・壮年・こどもカラテ教室/護身術・武器術 見学/体験可 ★━━・‥…

2024 昇段レポート/福本 祥子 弐段位 住吉道場

ファイル 946-1.jpg 
 この度は昇段審査の機会を与えて下さった高見総師、高見最高範士、中里師範ありがとうございました。
 初段を合格してから6年が経ちこんなにも年月が過ぎたのかと思い返せばとても深い6年だったなと思いました。
 中里師範から「弐段を受けてみないか?」と言われた時には、自分にやり遂げることができるのか少し不安がありましたが、それ以上に中里師範や家族の期待に応える為にやってやろう! と強く決心しました。
 それからの稽古では、基本、型、組手、自衛術などの細かい動作の見直し、家では基礎トレーニング、柔軟、武器術等に励みました。
 以前、初段を受審したときには、大会向けの稽古で手一杯になっていたこともあり、昇段の練習が自分の中で少し疎かになっていたかと思います。
 実際、最初の項目である英語の道場訓、腕立てなど思うようにできず完璧とは言えない状態だったので合格できるか不安でした。
 今回、中里師範より早出稽古のお誘いをいただき顔面ありの組手、自衛術、武器術など中里師範とパーソナル稽古をしたおかげで自信につながり、納得のいく動きが出来ました。
 特に顔面ありの組手では、14年間の空手人生で初めての試みだったので、なかなか対応できず大変苦戦しました。
 私は周りの人より背が低いのでディフェンスの強化をしようと中里師範に教わり、裏拳がきた際に回り込んでから攻撃、足を動かし続けるなどの対策を中心に日々練習に励んできました。師範から、「俺とやっとけばほかでこんなに圧強い人おらんけん本番は怖くないと思うぞ」という心強い言葉をもらい練習するにつれ不安な気持ちがなくなりました。
 私はあまり自信がない性格なのでそういった言葉はすごく自信になっていきました。
 審査当日の朝、緊張して少し早く目が覚めました。部屋で動きの確認をし、本部道場につくまでの間何回もイメトレしました。
 道場に入ると久々の審査に一気に緊張感が高まり、その度に弟たちの顔を見て勇気をもらいました。
 そして審査が始まり、絶対取ってやるという気持で挑みました。
 道場訓、基本、移動、型、組手、自衛術の順番で行いました。普段稽古でやっていることをみんなのお手本になってやろうくらいの気持ちで取り組み、自分の納得いく   形でやり終えることができたと思います。
 審査が終わり帰りの車で合格通知をもらえたことを家族で喜びました。何より弟に「祥子ちゃんかっこよかったよ」と言ってもらえたことが嬉しかったです。
 中里師範の座右の銘でもある「継続は力なり」という言葉があります。
 人は誰でも自分がしている努力に対して疑問が出ることがあります。
 続けるのはしんどいことだけど結果が出れば頑張ってよかったなと思えます。
 私もここまで来るのに楽しいことばかりではなくきついことのほうが多かったです。でも逆にきついことばかりの先に嬉しい結果が待っていると思えば頑張れるので、これからきついことだらけでも、中里師範や家族、後輩たちと頑張っていきたいです。
 そして、一つ目標が出来ました。誰にも負けない強いお姉ちゃんでいることです。弟たちに小さな私の大きい背中を見せ続けられるようにいたいです。
 最後に、いつも的確なアドバイスをくれる中里師範、休む時間を惜しみ、いつも支えてくれるお父さん、常に味方でいてくれる家族、感謝でいっぱいです。
 これからも一日一日の稽古の時間を大事に、後輩たちのお手本でありながら指導もできる弐段になります。押忍
ファイル 946-2.jpg_
ファイル 946-3.jpg_
ファイル 946-4.jpg_
ファイル 946-5.jpg

▲ PAGE TOP