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秋合宿レポート/渡邉 きい(大三島道場生)

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 初めての合宿で学んだこと
 10月26・27日、大洲自然の家で空手の合宿がありました。
 私にとって合宿は初めてなので、どんな感じなのかなぁと思いながら行きました。
 そんな合宿で学んだことを三つ紹介します。
 一つ目は、スピードの大切さ。
 蹴りも突きもスピードが大事、相手に大きなダメージをあたえようと思っても自分の動作が少し遅くなり、その間に自分がやられてしまうことがある。だから大事だ。けど、どれだけ速く突いたり、蹴ったりしても力が弱ければ意味もない。けど、突き方、蹴り方を少し変えれば小さな力でも相手にダメージをあたえることが出来る。例えば突きなら斜めに突くのではなく肩口から真っ直ぐ突く。蹴りならす少し踵を内側にもってくる(下段廻し蹴り)難しいけど慣れるまで練習してだんだんと速くして行き、出来てくる。
 二つ目は、新しいことをやるには少しずつ。
 型の稽古中、私はまだ鉄騎二段が出来ません、なので稽古中「出来ないの私だけ?!」と思いました。
 そしたら、初めてだから、あれも覚えこれも覚えだと分からなくなるので、とりあえず大事なところを覚えよう。
 この稽古をせっかく開いてくれたのに何も得られずに帰ったら意味がない。だから取り敢えず、ゆっくり型の流れを少しずつ覚えて、帰ってから細かいところを練習しようと中里師範が言われていました。
 何事も少しずつ、そして毎日続けて行けるよう意識したいと思いました。
 三つ目は、最高範士が言われた「膝を曲げた状態での基本稽古ってしんどいけど、慣れるまで頑張ったら、それが楽になるじゃない」です。
 何事も二つ目のように、苦しいことを続ける。けど、それが慣れるまで続ければ、きっと何かがあると信じて頑張ってみたいなと思いました。私も今、中学校のために苦しいけど、たくさん勉強したら、その先に何かがあると信じてがんばってます。
 最後に、私は英語を練習しようと思いました。

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 文/渡邉きい
 写真提供/師範 高橋恵二(大三島道場責任者)

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