この度、昇段審査の機会を与えてくださいました高見総師、高見最高範士に感謝申し上げます。
私は4歳の時、森松道場に入門しました。まだ、礼儀も知らず、1つのことを続けることができなかった私を、優しく楽しく、時に厳しく、いつも変わらず指導してくださった森松道場の方々には本当に感謝しています。
そして、この度、昇段審査に合格することができました。しかし、覚えたはずの英語の道場訓を道場での練習の時にど忘れしてしまったり、稽古でやってきたことを審査で発揮できるだろうかという不安から思った以上に緊張しました。
そんな時に、応援に駆けつけてくださった道場の方々や、一緒に審査を受けた道場生たちのおかげで徐々に自分の空手ができるようになりました。そして、改めて自分1人ではここまでこれていなかったと思いました。審査を受けてみると、自分なりに準備して受けに行ったつもりでも、基本の時の体の使い方がうまくできていなかったりなど、たくさんの問題点に気づかされる審査となりました。
私はこれから『黒帯』としての自覚を持ち、道場生の手本となれるよう初心にかえって、基本稽古、移動稽古、型の稽古を、また一からから磨いていこうと思います。また、この志をこれからもずっと忘れずに成長していきたいと思います。そして今度は、誰かを支えてあげられるようになりたいです。
最後になりましたが、私をここまで指導してくださった平松師範、廣子師範、本馬師範代、久枝師範代、石田指導員、大内指導員、森松道場の皆さん、本当にありがとうございました。