この度は、初段への昇段をお許し頂き誠にありがとうございました。高見総師、高見最高範士に深く感謝申し上げます。
約7年半前、父親と一緒に道場見学に訪れたのが、つい先日のように思われます。見学当日、人見知りな私に、平松師範から「一緒にやってみよう!」と温かい言葉をかけていただき、体験稽古をしたことを今でもはっきりと覚えています。
下は私と同じ年代の人から上は父親と同じ年代の人が一緒に稽古しており、とてもいい空気に感じました。そして、何度か体験稽古をさせて頂くうちに、「この森松道場で空手がしたい!」と思い入門しました。
組手稽古では、当時中学生だった先輩方、この度一緒に昇段審査に挑んだ西村郁弥先輩に殴られ蹴られ泣いていました。その度に平松師範、久枝師範代、長野龍生指導員に励まされ、そして、助言を頂き前へ前へと挑戦し続ける組手を教わりました。
型稽古では、昇段審査での課題の型を廣子師範に優しくご指導頂きながら、久枝師範代を手本に頑張って稽古を重ねて行きました。
組手も型の稽古も、手本になる先輩やご指導して頂ける両師範、両師範代、指導員のいる森松道場は、私にとって最高の場所でした。
ここ数年は、同年代の松岡希空君の転入と西村郁弥先輩の復帰で仲間が増え組手稽古にも気合いが入りました。
また、小学生の子がたくさん入門したので、私も教える機会ができ、再び理解を深め、内容の濃い充実した稽古ができました。
そして、試合にも数多く挑戦させて頂き、悔しい思いと嬉しい思いを経験しました。私のいい思い出です。
森松道場の皆さんには感謝の気持ちしかありません。弱気な私に「頑張れよ!」と声を掛けてくださった平松師範の言葉には勇気づけられました。改めて、平松師範、廣子師範には心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
あの時、数多くの空手道場から高見空手・森松道場を選んで入門したことは本当に良かったと思います。
最後に高見空手を一緒に初めてくれた父親と弟、現在一緒に稽古している妹、そして陰で支えてくれている母親に感謝の気持ちを伝えたいと思います。
「今まで本当にありがとう。これからもよろしくお願いします。」
今後は初心に戻り努力を続け、後輩から頼りにされるいい先輩を目指したいと思います。
これからも、森松道場の皆さんと一緒に空手を楽しみたいと思います。よろしくお願いします。押忍。