本日、本部道場正指導員の藤田誠一先生(81歳)が本部道場にお越しになられました。
昨年、難病(ALS)を発症され治療の為、道場を離れておられました。
来月7月に大きな手術があり、その前までにと、道場生に大変なプレゼントをご持参頂きました。
昨年、難病を告げられた時のお気持ち、空手道への思いなど色々なお話しをお聞かせ頂きました。
必ず道場に戻って来られるとお約束も頂きました。
私は極真会館(大山総裁御存命時)修行時代、郷田最高顧問の内弟子で愛媛県支部長の息子と言うこともあり総裁からお声を掛けて頂いたことがございました。
総裁は私に「温かい人間が最強だよ!」「温かい人間がやった仕事には勝てないよ。」「温かい人間にならなくっちゃダメだよ。」とご指導くださいました。
人を嫌な気持ちにさせるのも人、人を温かい気持ちにさせるのも人。
人生の大先輩、藤田先生からあらためてご指導賜りました。
稽古、精進を通じ、後者でありたいと祈ります。
押忍 九拝
最高範士 高見 彰