愛媛県/松山市の空手道場|一般・女子・壮年・こどもカラテ教室/護身術・武器術 見学/体験可 ★━━・‥…

2020 昇段レポート 越智愛 初段位/大西道場

ファイル 568-1.jpg
 この度は、昇段審査受審の機会を戴きありがとうございました。
 高見総師、高見最高範士、丸山師範に心より感謝申し上げます。
 空手をするきっかけは、息子の空手に向かう心に打たれたからです。
 私も空手をしたいと師範にお話をして、挑戦することにしました。
 初めて昇級審査を受けた時の事は今でも鮮明に覚えています。
 今までの失敗談は、例えば、帯の忘れ、型の忘れ、隣の方と違う移動、ここでは言い尽くせません。
 それでも、とんとんと昇級していき、稽古もレベルを上げていかなければならないというプレッシャーと戦いながら稽古に励みました。
ファイル 568-2.jpg
 ところが、1級の昇級審査中、右膝前十字靭帯断裂、先が見えなくなり頭が真っ白になりました。
 ああー、これで昇級は無い。
 師範から、再審査を伝えられました。
 足の痛みと不安、師範の居ない中、再審査が終わり、高見最高範士より帯を頂きました。
 感激の余り泪がポロポロこぼれ落ちました。
 1級の帯を頂いてから、私の中では黒帯を取りたいと思う気持ちは遠くなりました。
 1級のまま空手は続けていこうと、大西道場へ。
 足の怪我を理由に目標もなく稽古を続けている自分がいました。
 空手は好き、練習も苦では無い、でも、足が上がらない。
 悔しさと怖さ、師範への迷惑をかけている思いの中での継続、しかし、師範は稽古合間、足を気遣って声を掛けてくださいました。
 とても励みになりました。
 後輩達が昇級していく中、1級の息子にも昇段審査を受けてもらおうと思いますと、師範から伝えられ、厳しい励んでいる姿を羨ましく見ていました。
ファイル 568-3.jpg
 そんな中、師範から「愛さんにも、受けてもらおうと考えています。」と、伝えられました。
 正直、お断りしようと思いました。
 私には無理だと思ったからです。
 けれど、師範は、私にもう一度昇段受審をと、、、。
 私にチャンスをくれているんだ、黒帯という目標を考えてくれているんだと感じました。
 私に大きな勇気をもたらしてくれました。
ファイル 568-4.jpg
 息子と黒帯を取りにと思う気持ちは、日に日に現実味を帯びて来ました。
 息子は、私と一緒に稽古しても、嫌がる事なく、同じ空手をしている同志として接してくれました。
 駄目だしなども有りましたが、、、。
 息子にも感謝しています。ありがとう。
 黒帯までには、色々有りましたが、乗り越えて続けて来られた結果ではなかったかと考えます。
 丸山師範、
 私に黒帯へのレールを敷き、導いて頂きありがとうございました。
 心より感謝申し上げます。
 今後共、ご指導宜しくお願いいたします。
 押忍。
ファイル 568-5.jpg

▲ PAGE TOP