新元号、令和の足音が聞こえて来る、平成31年4月14日(日)に愛媛県宇和島市遊子(ゆす)にて「第18回ふる里だんだん祭り」が開催され、高見空手 下波道場は空手演武を行いました。
今回の演武は、一般道場生が仕事と重なり参加できない生徒もおり、森松道場の久枝師範代が応援に駆けつけ、黒帯のみで4名と少人数の参加となりました。
先ずは眞田師範の号令の下、参加者全員で「基本」の突き・受け・蹴り技を披露して
呼吸を整えながら迫力のある「息吹」を行いました。
次の「移動」は前屈立ちからの突き・受けを、組手の構えから蹴り技と手技と蹴り技のコンビネーションを気合いを入れて行いました。
そして久枝師範代と中浦初段による「組手」です。両者の威力のある技が決まる度に観客からは「おお~っ!」と歓声が上がっておりました。
いよいよ、今回の主役である中浦初段による試割りで、正拳杉板4枚(合計72mm)割りです。右拳に意識を集中し、気合いと共に正拳を下ろしましたが、分厚い板は1回目では割れず2回目に粉砕しました。
最後は眞田師範と私(眞田寛之)による、トンファーと棒の武器術による組手です。
武器術の組手は高見空手ではまさに真剣勝負の組手であり、緊張感は普段の組手稽古以上のもので師範と一緒に何回も稽古を重ねて皆さんの前で披露出来て良かったと思いました。
今年も無事に演武を終えることが出来ました。今回は黒帯の4名のみと参加道場生が少なかったですが、高見空手の「黒帯の真髄」というものを地元の皆さんにお見せ出来たと思います。
演武が終了し、参加者全員で段々畑を背景に記念撮影を行い、眞田師範から「感謝の意」を伝える労いの言葉がありました。我々、下波道場は地元の皆さんと共にありますので
来年もこの場所へ戻って来て、更に磨いた技を皆さんに見ていただきたいと思います。
最後になりましたが、関係者各位、地元の皆さん、下波道場生、忙しい中、駆けつけてくれた久枝師範代、本当にありがとうございました。押忍!
日本空手道高見空手 下波道場
師範代 眞田寛之