空手をはじめて11年が過ぎました。母に連れられ4歳の時、天山道場に入り、故長谷川師範代にご指導いただきました。
まだ、幼稚園だった僕は怖いという印象でした。小さいながら一生懸命基礎稽古をしたのを覚えています。その後、東温道場(伊藤正昭師範)に移り稽古をしていくうちに、天山道場での基礎稽古がとても基本になっていると思いました。まだ小さかったので、なんとなく稽古に行いっていたという感じでしたが、道場の先輩達を見ていて、黒帯をとる事が目標となりました。
小学生になり、級も上がり試合にも出て勝つ喜びや負ける悔しさも覚え、日々練習し優勝した時はとても嬉しかったです。
中学生になり今年は昇段という話をいただき、あと2ヶ月という時、部活で手首を骨折してしまいました。ショックで落ち込みましたが、まだ審査にむけ1年練習が出来ると気持ちを切り替え、治ってからは以前より一つ一つの稽古を大切に意識を高めてきました。
審査の日は、不安と緊張で思うように体が動かず、移動では間違えたり10人組手は試合とは違う苦しみがあり反省点は多々ありました。しかし、なんとか終えることができ、今、自分ができること、自分の力は出し切れたと思います。
これからは黒帯としての自覚と責任をもち、精一杯努力し、稽古していきたいと思います。
最後に高見最高範士、今までご指導くださった伊藤師範、千葉師範代、先輩方、ありがとうございました。今回の経験を今後の稽古や生活に活かして頑張っていきたいと思います。押忍