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2017昇段レポート 石河 直人 参段 野村道場

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『特別な挑戦・感謝』

 この度は、参段位昇段と化粧帯(支部認可試験)の受審の機会を与えていただき誠に有難うございました。
 私の所属する野村道場は平成24年4月に岡本師範が開設された道場です。その野村道場も開設からはや5年となり、この節目に岡本師範より「そろそろ道場責任者をやってみないか」と声を掛けていただき、この言葉がきっかけとなり参段位昇段審査と支部認可試験を受審し、絶対合格して野村道場を引き継ぎ、道場責任者になる決意を固めました。
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 今回の昇段審査は私の空手修行のなかで最も「特別な挑戦」となりました。岡本師範からのお声掛けと、最高範士から参段位昇段と支部認可試験を同時に受審する許可を頂けたこと、総師からは「君ならできる」と、お言葉を頂いたこと、野村道場や様々な方からの期待を裏切るわけにはいかないなど沢山の思いを胸に絶対合格を目標とし限られた時間ではありましたが、毎日稽古に励みました。
 仕事の肉体労働で挫けそうな時も多々ありましたが「1日1回でもいいからやらなければ!」と重たい身体に鞭を打ち、審査当日まで気持ちと身体を維持できたのも皆の期待を裏切ることはできない「特別な挑戦」という強い思いがあったからこそだと思っております。皆の期待が私のやる気を出させてくれたのだと本当に感謝しております。
 昇段稽古では私の昇段稽古のために何度か快くお時間を割いてくださいました最高範士や、私の昇段稽古内容にお付き合いしてくださった鬼北・野村・宇和島道場生に心より感謝申し上げます。
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 審査、試験の受審内容は終始緊張とプレッシャーを抑えることに精一杯で、稽古してきたことの半分も活かせてなかったと後々反省しております。 
 最高範士の昇段稽古中「苦手なことから逃げてはいけない」とご指導があり苦手とする課題を稽古してきたつもりでしたが自分では満足できず悔しさが残りました。この内容を真摯に受け止め、これからの己の稽古や指導に活かし本物の高見空手参段位、道場責任者になれるよう精進して参りたいと思います。
 最後になりますが、参段位と化粧帯ならびに師範昇格を允許頂き高見成昭総師、高見彰最高範士に心底より感謝申し上げます。
 岡本師範、東師範代をはじめ鬼北・野村道場の皆様、各道場の皆様、関係者の方々に深く感謝申し上げます。
 そして、いつも理解してくれる妻と家族に深く感謝申し上げます。
 野村道場の責任者として新たな門出に立ちましたが、ゆっくり焦らず活気のある道場に盛り上げて行こうと思います。そして皆様のおかげで今の私があるということを胸に刻み、決して驕ることなく臆することなく精進を重ねて参る所存です。
 今後もご指導ご鞭撻の程、何卒宜しくお願い致します。
 押忍
 野村道場 石河直人
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