この度は、昇段審査の機会を与えて頂きありがとうございました。
高見最高範士をはじめたくさんの先輩方の力を借りて昇段審査を無事終えることができ感謝しております。
僕は、空手を小学1年生の時から習っていました。最初は、天山道場の長谷川師範代にご指導頂きました。時には優しく、時には厳しくご指導頂いたことをよく覚えています。僕は空手を始めた頃、「痛そう」、「怖い」などの恐怖心がかなりありました。試合や昇級審査の時の組手でも、気持ちで負けてしまうことも多くありました。しかし、何度も試合に出るごとに、少しずつ度胸がつき「自分の組手」をすることができるようになりました。
そして、小学3年生の時に本部道場に移籍しました。はじめは、新しい環境で上手くやっていけるかとても不安でした。しかし、稽古を積み重ねていくうちに、少しずつ慣れていくことができ、先生や先輩方に優しく接して頂きました。そして、本部道場に移籍して最初の型の試合で、1〜2年生の部準優勝を手にすることができました。そして、同じく型の3〜4年生の部優勝、5〜6年生の部3位と上位に入ることができました。こうして上手くやっていけたのも、先生、先輩方、最高範士そして長谷川師範代のご指導のおかげだと、とても感謝しています。
そして自分に負けず逃げず稽古していき、ついに昇段審査当日を迎えました。
とても緊張していたことを今でも覚えています。最初の審査は『道場訓英語唱和』でした。少し詰まったところもありましたが、最後まで言いきれました。
次に基本と移動の審査でした。
どちらも素早くできたと思います。次は自分の得意とする型の審査でした。自分の中では間違えることなく1番いい型をすることができました。そして次に、自分の苦手な柔軟と腕立ての審査でした。
とてもきつかったけど、やりきることができ本当によかったです。最後は組手の審査でした。五人組手の時は、最高範士に教わった『後の先』の組手をし本気で挑むことができました。5人目の時、かなり体力が消耗していてなかなか手がだせず、悔しい思いが残りました。でも、諦めることなく審査をやりきることができ最後は充実した気持ちになりました。
審査は受かったけれど、自分の課題がたくさん見つかったので改善しつつ黒帯に恥じない動きができるようこれからもがんばります。
最高範士、先生および先輩方に心から深くお礼を言いたいです。本当にありがとうございました。押忍!