平成29年4月16日(日)、前日の雨も上がり夏日となった晴天の下、宇和島市遊子(ゆす)にて「第16回ふる里だんだん祭り」が盛大に開催され、下波道場は空手演武を行いました。
先ずは眞田一治師範の号令の下、参加者全員で「基本」の突き・受け・蹴り技を披露し、その後、「移動」の突き技、そして蹴り技を1本、一本気合いを入れて行いました。
次は「組手」です。
最初は村山浩志3級と村山 漣10級の「おじさん」VS「甥」の対戦です。おじさんの胸を借りた漣10級の健闘が光りました。続いて一般部の中浦誠2級VS村山浩志3級、二宮大晃1級VS中山舞人2級の対戦です。
試合さながらの力のこもった組手は観客も大いに盛り上がりました。特に若手の二宮君と中山君の組手は手加減なしのガチンコ勝負でした。若い二人は元気で勢いが違いますねぇ・・・(笑)
続いて試割りです。最近は「茶帯」になった者が挑戦しておりますが、村山漣10級が12mm杉板を一発で割った後、中浦誠2級のバット折りと中山舞人2級の瓦5枚割りを行い、二人とも見事成功し、この日一番の歓声を浴びていました!
そして最後は私(眞田寛之)の「十八(セイパイ)」と眞田師範の「転掌(テンショウ)」の型を披露しました。
「十八」は、私にとって友人の結婚式の演武で披露した思い入れのある型であります。また眞田師範の「転掌」は大相撲の横綱白鵬関の土俵入りの型のように堂々たる迫力のある型でした。
今年も演武を無事に終えることが出来ました。今年は参加道場生が少なかったのですが、昨年より一回りも二回りも成長した姿を地元の皆様にお見せ出来たと思いました。
演武が終了し、参加者全員で段々畑を背景に記念撮影を行い、眞田師範から「感謝の意」を伝える労いの言葉がありました。今後も「日々鍛練」を積み、技を磨いて来年もこの場へ戻って来たいと思います。
最後になりましたが、関係各位、地元の皆様、下波道場生の皆さん、本当に有難うございました。 押忍!
レポート : 高見空手下波道場 師範代 眞田寛之