平成28年11月14日(月)通常の稽古の日に大西道場初の支部内組手試合を開催しました。
公式の大会に出場したことがない子供たちに試合の経験をしてもらうため黄帯以下の小学生と幼稚園の試合で行いました。
緑帯の小学生たちが審判、中学生以上の道場生はスタッフ、師範は時計係、大西道場全員体制です。
手のひらサイズの優勝カップが正面席に4つ並べられて開会式。
20人以上のご家族からカメラを向けられ、ちびっこ選手たちが緊張しています。挨拶を忘れた選手が師範からご指導を受けたあと、選手代表による素晴らしい宣誓が行われ、頂点を目指した4部門のトーナメント開始です。
反則行為は即失格、ルールを守って勝負することの大切さも学びます。声の大きさも判定に影響します。明日も全員が元気よく学校に行くために延長戦はありません。以下は部門名と人数「優勝者」です。
女子の部4人「5級 渡部瑞希」
黄帯の意地と経験の差を発揮して安定感のある試合運びで優勝。
男子の部5人「7級 新田蓮」
成人男性用の立派なファールカップ着用で上段回し蹴りと笑いをヒットさせて優勝。(熱でひとり欠場)
1年の部4人「9級 竹内加奈子」
大接戦の末に第三回大会王者を判定で下しての劇的な女子の優勝。
幼稚園の部4人「10級 小池煕正」
知らぬ間に身につけていた密着マシンガンパンチで他を圧倒して優勝。
こうして全12試合がおよそ40分で終了し閉会式へ。
2勝の4人に優勝カップと賞状が授与され拍手に包まれます。次に1勝の4人と0勝組の中から健闘した2人へプレゼント。
続いて師範にオレンジ帯を没収されていた二人へ1週間ぶりに帯が返還されたあと、典子先輩から昇段審査の報告と初段合格のあいさつ。
最後に12月の審査を許可された道場生たちに受審申込書が渡されて終了しました。
選手、審判、スタッフ、ご家族、大西体育館の職員さん、そして何より試合を認可していただいた高見最高範士。すべての人々に感謝です。厚く御礼申し上げます。ありがとうございました 押忍。
レポート/大西道場3級 越智 愛