平成28年4月17日(日)前日までの風雨が嘘のように去った晴天の下、愛媛県宇和島市遊子(ゆす)にて
「第15回ふる里だんだん祭り」が開催されました。
本年も下波道場は空手演武で地域にご協力させて頂きました。
それでは、当日の演武をレポートいたします。
先ずは、眞田一治師範の号令の下、参加者全員によります「基本」の突き・受け・蹴り技を披露し、
その後「移動」の突き技、そして蹴り技を1本、一本気合いを入れて行いました。
次は「組手」です。
今回は少年部と一般部で行いましたが、少年部は臆することなく先輩方に立ち向かって行き、
地元の熱い声援を受けました。少年部が頑張るとウケますねぇ・・・
そしてセミファイナルの「試割り」です。
地元の少年部の山本愛大(アイト)君、怜(レン)君、周生(シュウ)君の3兄弟が挑戦しました。
先陣を切って白帯ですが周生君がヒザ蹴りによる板割りを1回で成功させました。
負けられない怜 6級は素早い正拳突きで板は真っ二つに!
最後は愛大4級による板2方割りを気合いと共に成功させました。
3名とも普段から常に上の帯を意識して稽古に取り組んでおり、その成果が如何なく発揮出来たものと思います。
次は一般部の“黒帯”を目指している茶帯による「試割り」です。
先ずは下波道場一の“パワーファイター”大宿2級による正拳瓦10枚割りです。
力強い突きで瓦10枚を砕き、この日一番の歓声を浴びていました!
続いては下波道場の“期待の星”二宮1級が廻し蹴りによるバット折りを見事に決めました。
そして本日の演武のメインイベントは、私(眞田寛之)のヌンチャクの型「雷神」と
眞田師範によるトンファーの型「泰山」を行いました。
「雷神」は稽古の時よりもキレがあり、素早く動けたのではないかと思います。
また眞田師範の「泰山」は力強さと迫力があり、観客は圧倒され言葉を失っていたように思います。
今年も無事に演武を終えることが出来ました。下波道場は常に前進し続ける者たちの集う道場であります。
演武が無事終了し、眞田師範より参加された道場生全員に「感謝の意」を伝える労いのお言葉を頂きました。
我々が行っている「宇和海駅伝」や「演武会」は関係者と道場生の協力なしで出来るものではありません。
また来年も我々は技を磨き、今より少しでも成長した姿でこの場へ戻って来たいと思います。
最後になりましたが関係各位、地元の皆さま、そして下波道場生!本当に有難うございました 押忍!
レポート:日本空手道 高見空手下波道場 師範代 眞田寛之