高見空手では、武道修行の一環として『武器術』を稽古しております。
TAKAMI-KARATE offers a variety of Buki-jutsu (the art of weapons) training as self-defense techniques. We provide Tonfa-jutsu (the martial art of using traditional weapon similar to a nightstick), Sai-jutsu (the art of using iron truncheon), Bo-jutsu (the art of using a stick as a weapon) & Nunchaku-jutsu (the traditional martial art with two-linked fighting sticks) classes along with karate.
高見空手の武器術は、私(高見彰)が空手道を追求していく中で修めた『武』の一つであり、大山倍達総裁の高弟で極真会館 最高師範であったUSA大山空手の大山茂総主と大山泰彦最高師範に内弟子として師事して直々に伝授して頂き、鍛え込まれた由緒ある武芸です。
そして師から心技を受け継ぎおよそ三十年余り、ひたすら修行研鑽・創意工夫してきた高見空手の武器術は、伝統的でありながら型や精神論に偏重し形骸化したものではなく、護身術はじめ実践的であり、現代社会において今なお活き続ける本物の武術と自負しております。剣道や薙刀など数ある日本の伝統武芸の中にあって、ひときは異彩を放つ空手道の武器術。
英姿颯爽、高見空手に『武器術』在り!
他の追随を許さぬ比類なき高見空手の『武器術』を共に研鑽しませんか。
高見空手では、以下の武器術を稽古し、高度な技術・テクニックや独自な指導方法があるため、私(高見彰)が直接指導しています。
また、審査に於いても武器術を取り入れ、道場生への伝統武芸の修得と伝承を図っております。
※武器術は、空手道修行の一環として稽古しており、武器術のみの修得は出来ません。
トンファー(旋棍)は古武道の武器の一つです。握り部分を持ったまま受けや突きなどが可能なことから、空手の技と一体化した武器と言えます。アメリカやヨーロッパはじめ海外では、実用性が高いことから「握り付き警棒」として警察(ポリスデパートメント)に採用され、犯人を取り押さえる逮捕術になるなど日本以上に一般的です。高見空手では、トンファーは黒帯研究会(通称;帯研)を中心に各クラスの稽古にも取り入れています。
■ 代表的な型「泰山」
サイは、沖縄古武術の武器の1つで、琉球王朝時代より当時の警察官に相当する役人が携帯していました。また、興味深いことに時代劇で有名な「十手(じって)」と形状や技、用途に多くの類似点があり、十手も室町時代中期からと長い歴史があります。高見空手では、サイは帯研の特別クラスのみの稽古となります。
■ 代表的な型「飛燕流舞」
棒術は、日本武術の中でも歴史が古く神道の祭礼でも使われていた記録があり、数多くの流儀・流派が存在します。棒術の起源は、戦場で槍先や薙刀が折れた時に柄で戦った事が発端となって編み出された対・剣術の技とも言われ、槍術や薙刀術の技と多くの共通項もあります。
また、棒の種類も様々で、古くは義経記(ぎけいき)や太平記などの物語で既に鉄棒や八角棒など様々な種類が記されています。高見空手の棒術は、180~210cmの棒術と125cmの杖術(じょうじゅつ)があり、帯研とともに壮年部、女子部(護身術)の稽古に取り入れています。
■ 代表的な型「チオン」「風神」
みなさんご存知の通りヌンチャクは、1973年公開のブルース・リー主演映画「燃えよドラゴン」によって世界的に有名になりました。しかし、ヌンチャクは中国のカンフーではなく、沖縄古武術の武器になります。
またヌンチャクは、携帯用の隠し武器として内々に伝承されてきたため、以前は表に出ることはありませんでしたが、近年、普及にともなって技の公開とともに様々な技法が生み出されるようになりました。高見空手では、ヌンチャクは帯研での稽古のみとなります。
■ 代表的な型「雷神」