空手道 高見空手 鬼北道場
上甲 民治 初段
私は現在45歳、長男17歳、次男14歳の二児の父親で、親子三人で高見空手鬼北道場に通わせていただいております。
社会人になり、縁あって「極真空手」に出会い汗を流していましたが、仕事の関係で余儀なく数年で退会する事になりました。
その後、長男が保育所の年長になった時、空手の精神、空手の魅力を経験させてやりたいとの思いから、再び今度は親子で入門致しました。
それから12年が経とうとしています。
自分で言うのもおかしいかも知れませんが、息子達と友達関係のように仲良く、共に過ごす時間も多いように思います。
これも空手という共通の汗をかく場、話題、時には息子達の前で試合をし、私の弱さ、頑張り(まだ、見せた事がないかもしれませんが…)を共有してこれたからだと思います。
道場に於いて、これまでの私は自分の事で精一杯で、自信がないので後輩への指導は極力避けてきました。
事実、昇段審査のお話しを頂いてから、道場生の前に出る機会を経験させて頂きましたが、前に立つ事だけで頭が真っ白になり、教えて頂く側では普通に出来る事が何一つできない自分が情けなく思えました。
しかし、これからは黒帯を締める以上、道場での自分の役割と意味を理解し、苦手な事から逃げないで、今までの恩返し、感謝の意味を込めて道場の力になれるよう一層稽古に励みたいと思います。
最後になりましたが、この様な機会を与えて下さった高見総師、高見最高範士、岡本師範、東先生、石河先生、励ましてくれた道場生の皆様、本当に有難うございました。
これからも一生懸命頑張りますので宜しくお願いいたします。押忍
組手右:上甲 民治 初段